町会長の挨拶
新年あけましておめでとうございます。
皆様には、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
私、中山は町会長の職を４年間にわたり担わせて頂くことが出来ました。これも偏に皆様方の格別のご理解、ご支援の賜物と心から御礼申し上げます。
４０年来の悲願でありました北陸新幹線が３月で丸２年を迎えます、２年目は経済効果も一部減少するのではと危惧されていましたが、観光客の落ち込みも少なく、まずは一安心といったところです。
わが千坂校下では、平成２７年に町連５０周年の節目を迎え、記念誌の編さん、記念式典を中心とした行事も終了し、一区切りとなり新たなスタートを切りました。
荒屋団地の昨年、一年を振り返ってみますと、色々なイベントや行事等で大変盛り上がった一年でした。４月に南小公園で開催した「花見＆ビンゴ大会」も約２００名の老若男女が集い楽しいひと時を過ごすことができました。８月は、開始早々の雨で心配しましたが、何とか無事に開催することができた「第５１回納涼盆踊り大会」、９月の「第８回餅つき大会」や準優勝に輝いた「校下社会体育大会」、１０月の「第２回金沢マラソン応援支援参加」、１１月の「町内防災訓練」等々、班長・役員さんの献身的な働きにより、どのイベントも大勢の参加者が集い、大盛況裡に終了することができました。本当にありがとうございました。
又、町会自主防災会組織のより一層の活性化を図る為、規約改正と組織変更を実施し念願の防災倉庫も６月に児童公園に設置。防災資機材も市の助成金を頂き、整備することができました。
昨年、子育て支援、高齢者支援の副会長を１名増員し、７月に初めての「子育て支援意見交換会」を開催、参加のお母さん方から貴重なご意見を伺うことができ、今後の施策に反映したいと思っております。
年々、少子高齢化が進んでいく中で、わが町会では大変うれしい出来事がありました。
昨年一年間で新しく入居された世帯が９世帯、赤ちゃん誕生が８名にものぼりました。
荒屋団地の総人口が平成２８年１月時点は７２９名でしたが、平成２９年１月現在では７５４名と２５名の増加がありました。
５年目を迎える今年の方針としては、第一に「高齢者の一人暮らし、二人暮らし世帯への見回り、声掛け運動の徹底」「子育て中のお母さん方を支援するための活動」「新しく仲間となられた世帯の方への支援」を重点的に行います。
第二に、町会自主防災会組織のより一層の強化活性化を図る為、副委員（連絡員）の増員を行い、避難誘導、避難者救助を各班毎の会合を開き、避難ルートの検討、計画実践をしていきたいと思っております。「いざという時の災害」に備えた体制づくりをさらに浸透拡充推進していきます。
三番目は、昨年、方針として掲げましたが手つかずの「町内の空き家、空き地対策」です。
今年度はぜひ、防犯、防災上の観点から、将来的な課題としての「空き家・空き地対策特別町会費」の環境づくりを進めていきたいと思っております。
基本的なことですが「住民ファースト」を常に心がけ、皆様の英知と行動力をお借りして、地域文化の創造、住民相互の絆づくり、お互いを助け合うコミュニティの構築実現に邁進いたす所存でございます。
皆様のさらなるご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
皆様方のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせて頂きます。
町会長 中山 良一